- 文章力がないのでWebライターになれる自信がない
- Webライターでなかなか成果が出ないけど、文章力を鍛えた方が良いの?
- 文章力のあるWebライターになるにはどうすればいい?
こんな方に向けて今回は、Webライターの「文章力」について解説していきます。
どうも、Webライターのくすのきです!
実は、Webライターを始めるのに「天性の文章力」「文才」のようなものはそれほど必要ありません。
Webライティングを経験する中で少しずつ文章力を磨いていきましょう!
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Webライターのスキルアップするには?センスは必要ありません
Webライターに「文章力」は必要ない?
Webライターになるのに「文才」「生まれ持った文章のセンス」などの文章力は必要ありません。
なぜなら、Webライターが求められる文章とは「感動を誘う文章」でもなければ「多くの人に響く文章」でもなく「わかりやすい文章」だからです。
Webライターに必要な文章とは「わかりやすく読者に伝える文章」なので、型やコツをつかめば誰でもある程度書けるようになります。
Webライターが鍛えるべき「Webライティング」のスキル
Webの文章を読む読者は「悩みを解決したい」「知らないことを知りたい」と検索をし、記事を読むことがほとんどです。
その悩みを解決することが、Webライターやブロガーの仕事のため、Webライターが鍛えるべきは「Webライティング」なのです。
そのため、「文章力がなく、Webライターになれる自信がない」という方でも、執筆をしながら学んでいけば問題なくWebライターになれます。
Webライティングで覚えるべき”文章の型”
Webライティングで覚えるべき”文章の型”は以下の通りです。
- PREP法(要点サンドイッチ法)
- PASONAの法則
カッコ内は筆者が考えた別名です。筆者は「アルファベットの羅列系ノウハウ」を全然覚えられないくらいおバカなので、簡単な言葉であだ名をつけています。
PREP法(要点サンドイッチ)
PREPとは
- P:POINT(要点・結論・主張)
- R:REASON(理由)
- E:EXAMPLE(具体例)
- P:POINT(要点・結論・主張)
という文章構成です。
記事全体の構成としても、1つ1つの文章としても使える、使い勝手のいい型です。
(例文)猫は液体です。なぜなら、どんなに狭い隙間にも入ってしまうからです。実際に、私が飼っている猫はよく小さなコップの中に入って寝ています。あんなに狭いところに入れる猫が個体なわけがありません。
また、サンドイッチとして似た法則だと「SDS法」(要点・詳細・要点)があります。ほぼ同じなので、筆者はまとめて「サンドイッチ」と呼んでいます。
PASONAの法則
PASONAの法則はセールスレターやランディングページの執筆で使える文章構成の型です。
- Problem(問題)
- Agitation(煽り)
- SOlution(解決策)
- Narrowing Down(絞り込み)
- Action(行動)
また、新PASONAの法則というものもあります。
- Problem(問題)
- Affinity(親近感)
- Solution(解決策)
- Offer(提案)
- Narrowing Down(絞込)
- Action(行動)
上は煽って解決策を提示するのに対し、下は共感や親近感を用い、提案をする方法です。
どちらも覚えにくいように見えますが、「問題を提示し」「煽る(または親近感を持たせる)ことで解決したいと思わせ」「そこに最適な解決策(商品・サービス)を提示」「期間限定や数量限定、機会損失などを訴えて焦らせ」「行動に移させる」と、辿っていくとシンプルなものです。
(例文)
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初心者はまず、型に沿って書こう!
初心者はまずは型に沿って書きましょう。型に沿って書くだけで読みやすい文章にできます。
「型に従って書くなんて面白くないな。私は私らしく書きたい」という方もいるかもしれませんが、Webライティングは個性を出すよりも、「読者に読みやすい記事」を書く方が重要です。
まずは型に沿って書き、「読みやすい記事を書くクセ」をつけましょう。読みやすい記事が書けるようになってきたら、型を破ってみてもいいかもしれませんね。
Webライティングで”型”以外のポイントは?
”型”はわかりやすい文章を書くためのものです。Webライティングには他にも意識すると良いポイントがいくつかあります。
- SEO対策
- わかりやすい文章や言葉を選ぶ
SEO対策
Webライティングは、「読者に読みやすい記事を書く」ということが大前提です。
ですが、そのうえで「SEO(検索エンジン最適化)」を意識しないと、検索結果で上位表示されず、「そもそも記事を見てもらえない」ということになりかねません。
ぜひこの機会に、下記の記事からSEOについても学んでいってください。
関連記事:Webライターなら「SEO」を知っておこう!執筆のポイントを解説
わかりやすい言葉を選ぶ
Webライティングは「できるだけわかりやすい単語」「短くて読みやすい文章」を意識しましょう。
横文字や専門用語が多い記事は、読者が離脱してしまいます。1文が長い文章も、ダラダラとしていて、「結局何が言いたいの?」と、わかりにくい記事になってしまいます。
構成だけでなく、文章レベル、単語レベルでもわかりやすくしましょう。
Webライティングでの注意点は?
Webライティングでの注意点はいくつかありますが、「これだけはやってはいけない!」というものを箇条書きで紹介します。
これらは、サイト全体の品質を落としたり、権利関係の問題に発展したりしてしまう可能性があるので絶対にやめましょう。
Webライターとしての文章力を上げるには?
では、Webライターが文章力を上げるにはどうすればいいのでしょうか?ここでは、文章力アップの方法を紹介します。
ブログを始める
自身のブログを開設すれば「自分の書いた記事がどのくらいの人に見られているのか」などのデータを分析しながら文章を試行錯誤できます。
ブログはWebライティングを学ぶのに最適です。
他にも「Webライターの実績として利用できる」「Webライターで学んでいくうちにブログで稼ぐスキルがつく」というメリットがあります。
ブログのつくり方は下記の記事で解説しているので、参考にしてみてくださいね。
編集者からのFB(フィードバック)を真摯に受け取る
Webライターは納品した記事を編集者が確認し、変更点や修正点などをフィードバックしてくれます。
webライターを始めたばかりのころはこのフィードバックが非常に勉強になります。
一見理不尽な修正を受けることもありますが「Webライティングではこういう慣習なんだな」と真摯に捉え、自身のライティングに活かしていきましょう。
写経(おすすめ!)
Webライティングを上達するには「写経」がおすすめです。
実際に筆者もWebライターを始めたてのころ、なかなかスキルが上がらず悩んでいた時に写経をしたところ、一気にスキルが上がりました。
自分が執筆する分野の上位10記事程度を写経するだけで、ずいぶんと文章力が変わってきます。
ぜひ試してみてはいかがでしょうか。
本や講座で学ぶ
読書を通じてWebライティングを学ぶこともできます。
Webライターは独学で進めている人も多く、比較的「書籍などでノウハウが学べる分野」だと思います。
Webライターへのおすすめ本は以下の記事で紹介しているので、ぜひ参考にしてください。
また、「自分で学ぶのが苦手」「手っ取り早くプロから学びたい」という方はオンライン講座などを受講するといいでしょう。
こういった講座は時間の短縮、スキルの取得に最も有効です。
おすすめは「あなたのライターキャリア講座」です。
以下のようにコースが3つに分けられているため、自分に合った方法でライティングを学ぶことができます。
- スタンダードコース(おすすめ)……Zoomを用いたクラス制講義。
- マンツーマンコース……Zoomを用いた一対一の講義。
- セルフコース……教材と添削課題での自学自習。
ライター未経験者から経験者まで利用できるので、「ライティングの学習に行き詰っている」「一度本格的に学んでスキルを得たい」という方はぜひ利用してみてはいかがでしょうか。
まとめ:Webライターに必要なのは「Webライティング」
Webライターに必要なのは文章力ではなく、Webライティングの能力です。
文章力に自信がなくても、まずはwebライターを始めてみてはいかがでしょうか。