- そろそろWebライターからステップアップしたい
- WebライターからWebディレクターにキャリアアップしたい
Webライターとして活動していると、ふと「このままでいいのかな?」「ディレクターにステップアップするにはどうすればいいのかな?」と思うときがありますよね。
そこで本記事では、Webライター兼Webディレクターの筆者が、WebライターからWebディレクターにステップアップする方法を紹介していきます。
Webディレクターになることで、任される業務の幅が広がったり、視野が広がったり、Webライターの活動に生かせたりなどのメリットがあるので、Webディレクターについて気になる方はぜひ参考にしてくださいね。
関連記事:初心者向け~高単価まで!稼げるWebライターの仕事の取り方を紹介
WebライターからWebディレクターにステップアップする方法
Webディレクターになるステップは以下の通りです。
1. Webライターとしての経験を積む
まず、Webライターとしてのスキルを磨く必要があります。
Webライターとしての経験がないと、ライターさんへ的確な指示を出すことができません。
Webライターとして、Webライティングの構造や文章のスタイル、SEO(検索エンジン最適化)、CMSなどを学びましょう。
関連記事:初心者向け~高単価まで!稼げるWebライターの仕事の取り方を紹介
2. Webディレクターとしてのスキルを習得する
必要なスキルを磨くことで、Webディレクターへのステップアップをスムーズに行うことができます。
具体的にはCMSやHTMLなどのWebデザイン関連、SEOやデータ分析などのWebマーケティング関連のスキルは必須と言えるでしょう。
これらのスキルを習得するには、Webライターだけでなく、ブログ運営やサイト運営をするのがおすすめです。
運営側の作業を経験しておくだけでも、Webディレクターとしての業務のイメージがしやすくなるでしょう。
個人ブログの開設については以下の記事で紹介しているので、この機会にぜひ参考にしてください。
関連記事:Webライターは個人ブログをしないともったいない!【10分で開設手順】
また、Webディレクターのスクールや講座で学ぶのもおすすめです。
Webディレクタースクール『DeBo(ディーボ)』は、 未経験の方でも安心して取り組める Webディレクタースクール(養成講座)です。
上場企業の現役ディレクターが Webディレクションに必要なスキルをオンライン形式で講義しています。
「プロからしっかりと学びたい」という人におすすめです。
>>【DeBo】で短期間でWeb ディレクション スキルを習得する
3. Webディレクターになる
Webディレクターになる方法は主に以下の2つです。
- Webライター案件で信頼関係を築き、Webディレクターになる
- Webディレクターの案件に応募する
Webライターとして契約しているクライアント先で信頼関係を築くことで「ディレクター業務もお任せします」と提案される場合があります。
この場合、長く信頼関係を築く必要があるので、「継続的な案件に応募すること」「Webライターとして信頼を築くこと」の2つが重要となります。
また、Webディレクターを募集している案件に直接応募してWebディレクターになる方法もあります。
この場合は、「ライターとしての実績をアピールすること」「提案力やSEOの知識など、ライティング以外のスキルがあることをアピールすること」の2つを意識しましょう。
Webライターの継続案件や、Webディレクターの案件を探すなら、『フリーランスエージェント』がおすすめです。
関連記事:Webライターにおすすめのフリーランスエージェント4選
WebライターからWebディレクターになるメリット
WebライターからWebディレクターになってみて、個人的に「よかったな」と思ったことは以下の3つです。
Webディレクターになるメリット1. 収入が上がる
Webディレクターとして働くことで、収入が大きく向上します。
Webライターと比べてWebディレクターの単価は高い傾向があるため、収入が上がるケースがほとんどです。
実際に筆者もWebディレクターの仕事をはじめてから、それまで約20万円だった収入がいきなり30万円以上に増やすことができました。
Webライターから「さらに稼ぎたい」「単価を上げたい」という方は、ぜひチャレンジしてみてはいかがでしょうか。
Webディレクターになるメリット2. 任される業務の幅が広がる
Webディレクターは、Webサイトを構築、改善、運営する業務を行う職業のため、任される業務の幅が広がります。
Webライターの頃は意識していなかった「キーワード選定」や「アナリティクスを使った分析」「ライターへの指示出し」「スケジュール管理」など、幅広い業務を担います。
任される業務の幅が広いため、読者の反応に触れられたり、クライアントの成果向上に大きく貢献出来たり、やりがいを感じる仕事です。
Webディレクターになるメリット3. Webライターの業務に活きる
Webディレクターをすることで、Webライターの業務に生かすことができます。
なぜなら、さまざまなライターに指示を出したり、クライアント目線でサイトを構築していく中で、「どんなライティングが求められているか」「クライアントは何を望んでいるのか」など、Webサイトへの理解が深まるためです。
その結果、Webライターとしてより質の良い記事を書けるようになります。
実際に私も、ディレクターを経験した後からWebライターとしての単価も上がり、クライアントにほめていただく機会も増えていきました。
私自身もクライアント目線で記事を書けるようになったなと実感しています。
また、Webライターの仕事だけでなく個人ブログの運営においても活かすことができました。Webディレクターの仕事を通じてサイト設計やKW選定を学び、ブログでの収益拡大につながりました。
Webディレクターをしたことで、大きな相乗効果につながったのです。
WebライターからWebディレクターになって大変なこと
WebライターからWebディレクターになってみて、個人的に「大変だな」と思ったことは以下の3つです。
Webディレクターになるデメリット1. 必要な知識やスキルが増える
Webディレクターになることで、勉強しなければならない知識が増えました。
特にSEOへの理解はWebライターの頃とは比べ物にならないほど勉強してきました。
Webライターだけをやっていたころは、1つの記事におけるSEO対策を考えておけばよかったのですが、Webディレクターをやることでサイト全体のSEO対策を考えなければなりません。
その結果としてスキルの向上にもつながりましたが、意識的に勉強の時間を設けないといけなかったので大変な面でもありました。
Webライティングにおいて欠かせないSEOについて、『Webライターなら「SEO」を知っておこう!執筆のポイントを解説』で詳しく解説しているので、ぜひ参考にしてみてください。
Webディレクターになるデメリット2. 適切な指示を出さなければならない
WebディレクターはWebライターに適切な指示を出さなくてはなりません。
FB(フィードバック)をするにあたって、指摘するだけでなく、納得のいくような解説を加える必要があります。
また、ライターのモチベーションを上げるような一言を添えたり、良い部分を言葉で伝えたりといった工夫をし、ライターとの関係を良好に保つ必要があるのです。
FB(フィードバック)は伝え方1つでライターとディレクターの関係を壊すことも深めることもできるため、適切で繊細な指示を心がけなければなりません。
Webディレクターになるデメリット3. コミュニケーション能力が求められる
ライターへのFBもそうですが、Webディレクターはコミュニケーション能力が求められる仕事です。
ライターの管理やクライアントとのコミュニケーションが欠かせません。
私はコミュニケーション能力に自信がなかったため、はじめはかなり苦労しました。
Webディレクターになるなら、クライアントやライターとの信頼関係を築くことが大切です。
【体験談】私がWebディレクターになった理由
私がWebディレクターになったのは、「Webライターよりももっと幅広い業務をしたい」と思ったからです。
Webライターは確かに素敵な仕事ですが、知識の向上やスキルの向上などの「成長」という分野において、ある一定を超えると伸びない印象がありました。(個人の感想ですが…)
そのため、将来性にも不安を感じ、「ステップアップしよう!」とWebディレクターに挑戦したのです。
結果的に、初めこそ大変でしたが、新しいことを学べたり、ライターやブログとも相乗効果があったり、充実感がありました。
私のように「Webライターに頭打ち感がある」「将来に不安がある」という方は、ぜひWebディレクターに挑戦してみてはいかがでしょうか。
ちなみに、Webライターの仕事も好きなので、今でもライターの仕事と半々くらいの比重でやっています。
Webディレクター「まずはやってみる」のがおすすめ
正直、Webディレクターの仕事はWebライターの経験が活かせるとはいえ、業務内容は大きく異なります。
実際に「Webライターの仕事は好きだけど、Webディレクターの仕事はストレスが溜まる」という人も何人か見たことがあります。
そのため、「まずは小さく試してみる」のがおすすめです。
試してみて、適性を確かめてから、どちらにどのくらいの比重を置いて生活するのか決めていくといいですよ!
Webディレクターの案件を探すなら、『フリーランスエージェント』がおすすめです。
関連記事:Webライターにおすすめのフリーランスエージェント4選
まとめ:WebライターからWebディレクターへのステップアップガイド
今回はWebライターからWebディレクターにステップアップする方法を紹介してきました。
WebライターからWebディレクターへのステップアップすることで、多くのメリットがあります。
ぜひこの記事を参考に、Webディレクターへのステップアップを成功させてくださいね!