- Webライターに将来性はあるの?
- Webライターとして今後も稼いでいけるか不安
- オワコンって本当?
- 今から始めるのはもう遅い?
こんな方に向けて、今回はWebライターの将来性についてさまざまな角度から解説していきます。
どうも、Webライターのくすのきです!
結論から言うと、Webライターはスキルを磨けば将来性がまだまだあります。むしろ需要は増え続けていると言っていいでしょう。
Webライターは今後なくなる?
「Webライターに将来はない」「Webライターは稼げない」という人がいますが、実際はどうなのでしょうか。
確かに、スキルのないWebライターや質の悪いWebライターは稼げなくなってきています。
ですが、反対にスキルのあるWebライターには多くの仕事が来ているため、どちらかというと業界が正常化しているだけともいえます。
実際、Webライティングの需要自体はまだまだ増えているので、Webライターを正しく取り組めば稼ぐことは十分可能です。
Webライターがなぜオワコンと言われるのか
AIに取って代わられるのでは?
AIの進化でWebライターの仕事が奪われると思われています。
ただ、まだまだAIによってWebライティングが行われることは難しいのが現状です。
AIは音声の文字起こしや、パターン化された文章であれば生成が可能ですが、「読者の共感する文章」「読者が求めている情報」「経験に基づいた知識」を書くのはまだ書けません。
動画コンテンツに取って代わられるのでは?
近年、YouTubeなどの動画配信サービスが伸びています。
5Gの影響によりますます動画コンテンツは勢いを増すでしょう。
ただ、動画コンテンツとテキストコンテンツは全くの別物なので、完全に淘汰されることは考えにくいです。
テレビがあっても本が出版され続けていることや、アニメがあってもマンガを読む人が絶えないことからも、「動画よりも文字を好む人」が一定数いることがわかります。
Webライターが多くて飽和してきているのでは?
確かに、副業の解禁でWebライターは増えています。
Webライターを始めるために特別なスキルは必要ないため、始めやすい副業として知られています。
ただ、「スキルのあるWebライターが増えているか」と言われると、そこまで増えているわけではありません。
多くは「Webライターは稼げないや」と数カ月で挫折しているのが現状です。
スキルを積みさえすれば、Webライターとして淘汰されることは考えにくいでしょう。
Webライターに将来性がある理由
Webライターには十分な将来性があります。
これは、筆者がTwitterで行ったアンケートにも裏付けされています。
Webライターの8割が「Webライターに将来性があると思う」と回答しています。
では、なぜWebライターに将来性があるのでしょうか?理由は以下の通りです。
AIや動画には取って代わられない
AIの進化は予測ができないので、いつかはAIによるWebライティングが可能になるかもしれませんが、AIはまだまだ魅力的な文章を書けません。
しかも、もしAIがWebライティングをできるようになっても、それを「どんな記事を執筆させるか指示する人」や「できた記事を校閲する人」は必要となります。
また、動画コンテンツもテキストコンテンツとは大きく違うため取って代わることはありません。
それは、テレビや映画が主流になっても、YouTubeがでてきても、書籍が出版され続けていることからも明らかで、「文字媒体」を求めている人は多いのです。
筆者もテレビ番組や映画、アニメ、YouTubeなどはほとんど見ず、書籍などのテキストコンテンツでニュースや学習、娯楽を楽しんでいます。
こういった「自分で文字を読むのが好き」「動画だと頭に入ってこない」という方も多いのではないでしょうか。
飽和しているのは「初心者帯」
Webライターは簡単に始められるので、初心者が仕事を取り合っているのが現状です。
それを見ると「飽和している」と感じるかもしれませんが、初心者で挫折する人が多いので、中級者くらいになると仕事はたくさんあります。
というのも、Webライターを始めたばかりだと「稼げない時期」というのがあるので、ここで根気強さや学習が必要となり、挫折していきます。
そのため、文字単価1.5円、2円と上がっていくと問題なく仕事を受けられるのです。
Webライターの文字単価の相場や、単価を上げる方法については以下の記事で詳しく解説しているので、ぜひ参考にしてください。
関連記事:Webライターの文字単価はいくら?相場は?単価UPの方法も紹介
クライアントは「良いライター」を常に求めている
Webライターは「連絡が遅い人」「記事の質が悪い人」「わからないことを質問してくれない人」「飛ぶ人」など、プロ意識に欠けている人も多いです。
そのため、ディレクターの立場で見ていると「ちゃんとしてるWebライターは少ない」という印象があります。
たしかにWebライターを名乗る人は多く、飽和しているように感じますが、『ちゃんと仕事してくれるWebライター』はまだまだ少ないので、そこを目指せばいいのです。
Webライティングの仕事は増えている
Webライティングの仕事はまだまだたくさんあります。
Webコンテンツの需要は年々増えていて、「これから事業を拡大していきたい」と考えている企業にとってWebコンテンツの作成は必須となっています。
そのため、ライターを探している企業も多く、Webライティングの仕事はまだまだ需要があると言えるでしょう。
今後Webライターで生き残るためには
Webライターとしてのスキルを磨く
Webライターとしてのスキルを磨くだけでもかなり有効です。
具体的には
- 文章力
- Webライティング
- SEO
- Webマーケティング
などがあります。
書籍などで知識をつけるのも良いですし、さまざまな分野での執筆で知識と経験を積むのも良いでしょう。
読書オタクの僕がおすすめする本は以下の2記事で紹介しています。
関連記事:Webライターの勉強におすすめの本9選【これで月収30万円を達成しました】
関連記事:Webライター初心者におすすめのKindle本5選【無料で読める】
Webライターとしての専門分野を作る
webライターとしての専門分野を作れば、重宝されます。
Webライターとしてさまざまな分野を執筆し「これだ!」と思える分野が見つかれば専門性を上げていきましょう。
その分野の本を読んだり、その分野の記事をたくさん執筆したりしながら知識と経験と実績を積んでいけば、簡単には淘汰されません。
専門分野を作ることで文字単価も上がっていくので、「稼ぎたい」「Webライターで食っていきたい」という方は専門知識を作ってみてはいかがでしょうか。
Webライターの専門分野のつくり方については、以下の記事で詳しく解説しているので、ぜひ参考にしてみてください。
関連記事:【単価4倍】Webライターの専門分野の作り方5ステップを解説!
縦や横に展開してキャリアアップする
Webライターとして極めていくのも重要ですし、Webライターから仕事を展開していく道もあります。
例えば「編集者」や「Webディレクター」「Webマーケター」「Webライター講師」など、Webライターを指示する側や育てる側に立つのも良いでしょう。
また、自身のブログを開設してブロガーになるのも良いでしょう。
ブログとWebライティングは相性が良く、ブログはWebライターとしての知識を活かせますし、ブログの経験はWebライターにも活きます。
ブログはマーケティングやSEOの勉強にもなるので、下記の記事から開設してみてはいかがでしょうか。
関連記事:【最短10分!】WordPressブログの開設方法
コミュニケーションにも気を付ける
Webライターは人間関係のストレスが少ない仕事ですが、コミュニケーション能力はやはり大切です。
これは「飲み会を盛り上げる」とか「誰とでも気さくに話せる」とかではなく、「敬意をもって接することができる」「わからないことを質問できる」「ライターとして意見を言える」といった基本的なコミュニケーション能力です。
Webライターの方とやり取りをしていると「連絡ないけど大丈夫??」「本当に理解してる?わからないなら質問してほしいのに」と思うことが多いです。
webライターはどんなキャリアアップができる?
webライターのスキルや実績を活かして、以下のさまざまなキャリアの選択肢があります。
- ブロガー
- webディレクター
- webメディア運営
- webコンサルタント
- webライター講師
- 出版などライター講師
ブロガー
Webライターで培ったライティング能力やSEOの知識を使って、自分のブログを立ち上げ、収益化することができます。
Webライターがブログを開設するメリットや開設方法については以下の記事で詳しく解説しているので、ぜひ参考にしてみてください。
関連記事:Webライターは個人ブログをしないともったいない!【10分で開設手順】
webディレクター
Webディレクターとは、メディア記事やWebライターを管理する仕事です。
WebライターからWebディレクターになった経験のある筆者が、Webディレクターになる方法について以下の記事で詳しく解説しているので、ぜひ参考にしてみてください。
関連記事:WebライターからWebディレクターへのステップアップガイド
webメディア運営
メディア運営は「webメディアの責任者」で、メディア全体の管理・運営をすることです。
webコンサルタント
webコンサルタントは、webメディア運営や、SEOのコンサルタントを行うことです。
webライター講師
webライター講師とはその名の通りライターを育成するための講師のことです。
出版など、コンテンツ販売
自身の経験や知識をコンテンツとして販売し、収益を得ることです。
私は個人でKindleを自費出版し、印税を受け取っています。Kindle出版の手順や体験談については以下の記事にまとめているので、ぜひ参考にしてみてください。
関連記事:Kindle自費出版やってみた!必要な費用や出版方法、売り方を紹介
キャリアアップするためにはwebライターで実績を積もう
webライターは実績作りが重要です。webライターとしての実績を作ることでクライアントからの仕事も多くもらえますし、キャリアアップする際もスムーズでしょう。
実績を作るには、とにかく執筆していくのが一番です。
執筆することで実績やノウハウが蓄積されていきます。
また、webライターの実績作りとしてブログもおすすめです。
まとめ:Webライターはまだまだ将来性がある
Webライターはスキルや知識があれば将来性は十分あります。
ただ、スキルや技術を磨かないと、稼げずに終わってしまう可能性もあるでしょう。
ブログを開設したり、書籍で学習したりしながら、Webライターとして生き残っていきましょう。