- 周りが就活し始めてるけど、正直就職したくない!
- 就活につかれた。もう辞めたい
こういった悩みや不安を抱えている大学生も多いかと思います。
就職したくない人の気持ちはよくわかります。
筆者も、大学3~4年にかけて就活をしていましたが、体調を崩すほど疲弊して、悩んだ結果「就職しない道」を選びました。
この記事では、実際に「就職しない道」を選んだ筆者が、就職しない生き方のメリット・デメリットや、就職しない生き方を成功させるコツを紹介していきます。
私が実現した「就職しない生き方」とは?
筆者の経歴を簡単にまとめています。大学4年のときに「就職しない道」を選びました。
2019年6月:就活で疲弊。就職しない道を探るため副業を始める。
2020年4月:就職から逃げるために大学院進学。すぐに休学して独立を目指す。
2021年6月:休学から1年以上経つも、あらゆる事業や副業で挫折。Webライターを始める。
2021年7月:「Webライター」として月10万円を達成。
2022年2月:月収30万円を達成。会社員の給料を超える。
今では、フリーランスとして自由な時間と場所で稼ぐことができています。
ここでは、筆者が今の生活になるまでの経緯を紹介していきます。
なぜ大学生で就活から逃げた?
就活から逃げた理由は「面接が辛すぎたから」「会社に入ってからも上手くやる自信がなかったから」です。
筆者は「超人見知り」かつ「人間関係を築くのが苦手」です。就活の面接では上手く話せませんでしたし、そもそも会社員になるのも「仕事で毎日人と関わるのが嫌だな」と思っていました。
そんな就活期間中、ある面接の日の朝、布団から出れなくなりました。第一志望の、国家公務員の、面接の日の朝です。
その後も、どれだけ待遇が良い企業の面接でも、名のある大企業の面接でも、政令指定都市の公務員の面接でも、当日の朝になると体調を崩すようになりました。
「あぁ、ぼくは就活に向かないな」と気づきました。
就活から逃げた先に合った苦悩
就活から逃げるために、とりあえず大学院に進学しました。ただ、進学の1年後にはすぐにまた就活が始まります。
なので、大学院を休学して、「就職しない道」を探ります。ブログやSNS運用代行、せどり(転売)、コンテンツ販売など、さまざまな副業をしては挫折を繰り返していました。
アルバイトで何とか食いつないでいましたが、副業収入は雀の涙にもならないほど。親にも恋人にも心配をかけましたし、真っ暗なトンネルを走っている感覚で、眠れない夜を何日も過ごしました。
「Webライター」として独立!
そんな中で出会ったのが「Webライター」という仕事でした。
Webライターを始めると、1カ月後には月10万円、3か月後には月20万円、8か月後には月30万円を達成して、会社員の給料を越えていきました。
今では、フリーランスとして自由な時間と場所で稼げるようになりました。
「会社員に向かない」と思ったあの日から、つらいことも多かったですが、何とか「就職しない道」に出合えました。
「就職しない生き方」のメリット・デメリットは?
「就職しない生き方」のメリット
ここでは、就職しない生き方を通して筆者が感じたメリットを紹介していきます。
メリット①時間や場所が自由
就職しなければ時間や場所を自由に使えるのがメリットです。
朝早く起きる必要もなければ、満員電車に乗る必要もありません。気分で休むこともできますし、平日に旅行にも行けます。
働く場所も自由なので、自然豊かな田舎で過ごすのも良いですし、好きな地域に引っ越すこともできます。
「自分で好きなように人生を動かせる」という感覚はフリーランスにならではだと思います。
メリット②人間関係のストレスが少ない
就職しなければ、人間関係のストレスもほとんどありません。
嫌な上司や同僚と顔を合わせることはありませんし、クライアントも、合わなければ契約を切ればいいだけなのでストレスがありません。
また、「好きな人、尊敬する人を選んで、一緒に仕事ができる」のもフリーランスのメリットです。
メリット③収入が青天井
就職しない生き方は収入に不安がありますが、逆に言えば「どこまでも伸びる可能性がある」のがメリットです。
会社員であれば、「だいたい〇年目でこのくらい。△年目で昇進してこのくらい」と、天井が見えます。
ですが、フリーランスや起業をすれば、収入は自分の工夫や頑張り次第でどこまでも伸びていきます。
「20代で1,000万円ほしい」「年収1億が目標」という方は、会社員ではなかなか達成できないので就職しない生き方を探ることをおすすめします。
「就職しない生き方」のデメリット
続いて、筆者が感じたデメリットを紹介していきます。
デメリット①収入が不安定
就職しない生き方は収入が不安定です。働いた分だけ稼げるので、働かなければ稼げません。
収入を安定させるためには、起業や独立したら「自分がいなくても事業が回る」を目標にすると良いですよ。
デメリット②将来への不安が付きまとう
就職しない生き方は「どこにも属していない自由さ」がある半面で「誰も将来を保証してくれない不安」が付きまといます。
会社員と違い、会社は守ってくれません。自分がすべてです。
自分のスキルや知識が衰退しないためにも、永続的に勉強する必要があります。
デメリット③周りからの理解を得られない場合もある
働き方が多様化してきているとはいえ、就職をしない生き方は少数派です。そのため、周囲からの理解を得られない可能性もあります。
親や恋人など、大切な人からの理解を得られない場合も少なくありません。
その場合は「なにが理解できないのか」「その理解できないことは○○だから大丈夫」と、冷静に説得することが大切です。
就職しない大学生にはどんな進路がある?
就職しない大学生には以下の5つの選択肢があります。
就職しない大学生の進路①進学
進学は最も無難な選択肢です。大学生での成績が良ければ推薦で進学することもできますし、試験も大学の授業の内容なので、0から勉強する必要がありません。
ただ、進学は「ただの就活の先送り」なので、根本的な解決にはなりません。
在学期間中に勉強したり、何かにチャレンジしたり、実際に独立したりする必要があります。
就職しない大学生の進路②フリーランス(個人事業主)
開業届を出して個人事業主として活動するのは、個人的にはおすすめです。
「会社員にはなりたくないけど、働きたくないわけじゃない」という方はこういった働き方が向いているでしょう。
近年ではエンジニアやデザイナーなど、フリーランスの選択肢もかなり幅広くなってきています。
ただ、スキルや知識を積まないと、フリーランスとして食べていくことは難しいので、注意しましょう。
就職しない大学生の進路③起業
起業は金銭的なリスクがある半面で大きなリターンも見込めます。
筆者も、フリーランスになる前は起業をしていました。ただ、資金が乏しく、事業が思うように回らなくて挫折してしまいました。
「大きく稼ぎたい」という方は起業を志すのも1つの道だと思いますよ。
就職しない大学生の進路④フリーター
「企業は怖いし、フリーランスになるためのスキルもない」という方は、まずはフリーターもおすすめです。
フリーターをしながら資金を貯めたり、スキルを積むことで先の道が見えますし、フリーターをしながら次の道を模索するのは悪いことではありません。
「自分が何をしたいのかわからない」という方は、まずはフリーターになって自分と向き合う時間を作るのもいいかもしれませんね。
就職しない大学生の進路⑤無職
生きていくための貯金や仕送りがあるなら、無職でも生きていけるでしょう。
親など周囲の理解が必要かもしれませんが、「働かなくていいなら働きたくない」という人も多いかと思います。
「就職しない生き方」を成功させる方法
就職しない生き方を成功させるには、2つのことが重要です。
「就職しない生き方」を成功させる方法①明確な目標を持つ
就職しない生き方は、自由な反面で誰も指示をしてくれません。そのため、「明確な目標」を持って挑む必要があります。
- 「会社員くらい稼ぎたい」
- 「アルバイトしなくてもいいくらい稼ぎたい」
- 「自由な時間と場所で稼げるようになりたい」
- 「人間関係のストレスを解消したい」
目標ができたら、それに向かって走るだけです。
「就職しない生き方」を成功させる方法②諦めない
「就職しない生き方」での失敗とは、「諦めてしまうこと」です。逆に言えば、諦めなければいつかは成功します。
生活するだけのお金は確保して、とにかく諦めずに走ることが大切です。
「就職しない生き方」を成功させる方法③怖いならとりあえず就職するのもおすすめ
「就職しない生き方は怖い」という方も多いと思います。そういった場合は、とりあえず就職しておくのがおすすめです。
就職して、働きながら副業して、脱サラの機会をうかがうのも1つの手です。
「どうせ脱サラするんだ」「その企業に一生いるわけじゃないんだ」と思えば、就活も気軽にできるのではないでしょうか?
就職してみて、「思ったより、会社員も悪くないな」と思えるかもしれませんよ。
Webライターになるなら、スクールに入会して最短でプロになるのがおすすめ!
スクールでWebライターのプロから学ぶことで、最短でスキルを身に付けることができます。
Webライター向けのスクールについてはさまざまなものがありますが、まずは無料で体験できる『パーソナルWebライティングスクール』がおすすめです。
Webライターの講座やスクールの中には、『100万円近くを払わなければならないほど高額なもの』や、『内容が伴わず、プロのWebライターになれないもの』もあります。
そのため、いきなり高額なスクールに入会するのではなく、現役で活躍しているWebライターが講師を務めている『パーソナルWebライティングスクール』の無料体験を試してみるのがおすすめです。
【まとめ】就職しない生き方を実現する
この記事では「就職しない生き方」について解説してきました。
「就職しない生き方」はまだまだ少数派で、「周りの理解が得られない」「踏み出すのが怖い」ということもあるかもしれません。
不安がある場合、とりあえず就職してみるのも手です。最終的に就職しない生き方の実現を目指して頑張っていきましょう。