- Webライターで月に数千円しか稼げない
- このままWebライターを続けていても食っていけないのでは?
- どうやったら食えるライターになれる?
こんな方に向けて、今回はWebライターが食えない理由や、Webライターはとして食っていくための極意をお伝えしていきます。
確かに私もWebライターで食えない時期がありました。ですが、今では「Webライターは正しいステップを踏めば食える」と堂々と言えます。
結論から言うと、Webライターは食べていける仕事です。実際に筆者はWebライターを始めて4カ月で独立し、半年で月収20万円を達成しています。
この記事を参考に、”食えるWebライター”になってください。
人気記事:現役Webライターがおすすめするフリーランスエージェント4選
人気記事:Webライターがきついならブログに逃げるのもアリ!おすすめ理由と始め方を紹介
Webライターは食えない仕事なの?
結論から言うと、Webライターで食べていくことは十分可能です。実際に多くの人がWebライターとして独立しています。
そもそも「食える収入」とは?
まずは「食える収入」を定義しておきましょう。
新卒の平均月収が「約20万円」、生活保護の基準が「13万円以下」なので、だいたい15万円~20万円を稼げれば食えるのではないかなと個人的には思います。
人それぞれの生活水準があるので、個人によって「食べていける収入」は違うと思いますが、この記事ではひとまず「15万円~20万円」を食える定義とします。
なぜWebライターは食えないと言われる?
では、Webライターはなぜ「食えない仕事」と言われるのでしょうか。
それは「稼げずに挫折してきた人が多いから」です。
Webライターを始めたばかりだと「文字単価0.5円」「1時間に200文字くらいしか書けない」ということも多く、時給換算100円ということもあります。
始めたころは「文字単価0.4円、2000文字」の記事を1日かけて執筆していました。「1日かけて800円かぁ、きついなぁ」と感じていました。
ただ、Webライターとして実績を積めば徐々に稼げるようになり、時給換算2000円、3000円と上がっていくのですが、それまでに挫折してしまう人がいるため「食えない」と言われているのです。
正しく経験を積めば誰でもWebライターで食っていける
Webライターはたしかに「食えない時期」というのがありますが、それを乗り越えれば食べていけます。
そして、正しくステップを重ねれば必ず「食えない時期」を超えることができます。
Webライターで10万円、20万円、30万円、と稼いでいきたい方は、こちらの電子書籍がおすすめです。
1度Webライターを挫折した私が、Webライターを再開して月30万円を達成した知識と経験を詰め込んでいます。
Webライターを始める心構えから、10万円、20万円、30万円と稼いでいくための道のりを紹介しています。
「Webライターで稼いでいくイメージが湧かない」「どういう流れで収入を上げていくのか知りたい」という方は、ぜひ読んでみてください。
Kindle Unlimitedに登録すれば、1カ月間無料で読めますよ!
Webライターには「食えない時期」がある
Webライターには「食えない時期」があります。
では、どのくらい食えないのでしょうか。計算してみましょう。
Webライターの文字単価
経験年数 | 文字単価 | 月収の目安 |
---|---|---|
半年未満 | 0.2~0.8円 | 数千円~5万円 |
半年~1年 | 1円~1.5円 | 5万円~10万円 |
1年~2年 | 1.5円~3円 | 10万円~15万円 |
2年以上 | 3円~ | 15万円~ |
Webライターを始めたばかりだと、文字単価0.2円~0.8円くらいの案件を受けることになります。
経験や実績を積んだり、特定の分野で専門知識を持ったりすれば文字単価は上がっていきます。
Webライターで食べていくためには?
Webライターの収入を計算してみましょう。
Webライター始めたての収入
Webライターを始めたばかりだと執筆する速度も遅いので、
「文字単価0.5円×1時間で執筆できる文字数600文字×月の執筆時間100時間(1日5時間×20日)=3万円」
と、時給300円というかなりの安さからスタートする場合が多いです。これがいわゆる「稼げない時期」です。
このあたりで「時給300円って…」「コンビニでバイトした方が稼げるよな」と挫折する人が多いのです。
Webライター3カ月目の収入
ですが、慣れてくると文字単価や執筆速度が上がっていき、3カ月くらい経つと
「文字単価0.8円×1時間の執筆文字数1000文字×執筆時間100時間=8万円」
と、時給800円で一般的なバイトと同程度の時給まで行くでしょう。
Webライターは時間や場所を選ばないので、バイトより多少時給が低くても移動などの手間がなく、稼ぎとしては同程度となると思います。
Webライター6カ月目の収入
さらに経験を積めば、半年程度で
「文字単価1円×1時間の文字数1500文字×執筆時間100時間=15万円」
だいたい半年くらいで「食える」の基準である15万円を超えます。
Webライター12カ月目の収入
そして1年も経てば
「文字単価1.5円×1時間の文字数2000文字×執筆時間100時間=30万円」
と、「食える」を越えて「稼げる」ようになります。
実際のWebライターの収入は?稼げないって本当?
このアンケートでは副業・本業に関わらず答えてもらっているので正確ではありませんが、アンケートの結果、
「0円~5万円:46.9%」
「5万円~15万円:32.2%」
「15万円~30万円:11.9%」
「30万円以上:9.1%」
となりました。
半数近くが「0円~5万円」と答えており、約32%の方が「5万円~15万円」と答えています。
「食えるか食えないか」で判別すると、月に15万円を稼いでいるライターは2割程度となっています。
ちなみに、Webライターに似た副業として「ブログ」がありますが、ブログで3万円以上稼ぐ人は全体の10%未満という結果が出ており、10万円以上のブロガーは3%程度です。こう見ると、「Webライターの稼ぎやすさ」がわかると思います。
ちなみに、Twitterで行ったこれまでのアンケートを以下の記事にまとめています。
Webライターの実態が気になる方は、ぜひ見てみてください!
関連記事:【Webライターの実態調査!】Webライター向けアンケートの結果をまとめました
食えないWebライターの特徴は?
食えないWebライターの特徴①単価が低い
食えないWebライターの特徴として「単価が低い」ことがあげられます。
たしかに初めのうちは低単価になってしまいがちですが、それでも「文字単価0.1円~0.4円」の案件はさすがに低すぎます。
単価の低い案件は稼げないだけでなく「成長できない」「搾取しようとしている悪いクライアントなので、注文が多い」というデメリットもあります。
初心者であっても文字単価0.5円以上、できれば1円の案件を狙いましょう。
Webライターの文字単価の相場や、単価を上げる方法については以下の記事で詳しく解説しているので、ぜひ参考にしてください。
関連記事:Webライターの文字単価はいくら?相場は?単価UPの方法も紹介
また、搾取されない案件選びのコツについては以下の記事で詳しく解説しているので、こちらも合わせて参考にしてみてください。
関連記事:【初心者向け】Webライター案件の選び方!失敗しないコツとは?
食えないWebライターの特徴②書くのが遅い
シンプルに書くのが遅かったり、パソコンでの作業に慣れていなかったり、そもそもパソコンを持っていなかったりすると稼げません。
また、「リサーチに時間がかかる」「集中できていない」なども執筆が遅い原因となります。
タイピング練習をしたり、リサーチにかける時間を減らすために得意分野を作ったりするといいでしょう。
関連記事:Webライターは1日何文字書くべき?執筆速度を35倍に上げた方法を紹介!
食えないWebライターの特徴③合わないクライアントと仕事している
など、「正直やりにくいな…」と感じるクライアントと仕事していると、執筆もなかなか進まず、ストレスも溜まってしまい挫折の原因になります。
合わないクライアントの場合はできるだけ早く離脱しましょう。
関連記事:初心者向け~高単価まで!稼げるWebライターの仕事の取り方を紹介
食えないWebライターの特徴④結果を求めすぎている
「Webライターはすぐに稼げる」と始めてしまうと、現実とのギャップで挫折してしまう可能性が高くなります。
「Webライターは稼げない時期がある」ということを念頭に置いておきましょう。
食えないWebライターを脱却する4つの方法
食えないWebライターを脱却する方法①ブログで実績を作る
稼げないWebライターは「実績が足りずに単価が低い」という可能性もあります。
その場合、実績のために自分のブログを作ることが有効です。
この機会にブログを開設してみてはいかがでしょうか。
関連記事:Webライターは個人ブログをしないともったいない!【10分で開設手順】
食えないWebライターを脱却する方法②継続案件を獲得する
Webライティングやブログで実績を積み、継続案件を獲得できれば、食えるライターにぐっと近づきます。
継続案件を獲得することで毎月の仕事量や収入が安定します。継続案件を獲得するためには、クライアントとの信頼関係が重要です。
記事の質はもちろん、クライアントとのやり取りや提案力にも意識していきましょう。
継続案件を獲得するなら、フリーランスエージェントから案件探しをするのがおすすめです。
関連記事:Webライターにおすすめのフリーランスエージェント4選
食えないWebライターを脱却する方法③根気強く技術を磨く
根気強く単価アップ、執筆速度アップ、スキルアップをしていきましょう。
Webライターは「始めてすぐに稼げる人は一握り」です。
そのため、稼げない時期を乗り越えるためにも、根気強くライターとしての技術を磨いていく必要があります。
関連記事:独学Webライターのおすすめ勉強法6選【スクールに入らないで!】
食えないWebライターを脱却する方法④プロとしての意識を持つ
Webライターとして稼げない人の特徴は「自分なんかが1円の記事なんて恐れ多い」「たかが副業だから、クライアントとのやり取りも雑でいいだろう」という”プロ意識の欠如”があります。
Webライターに限らず、人が目標を達成するためには「なりたい自分にすでになっているつもりで振る舞う」ことが非常に有効です。
「プロのWebライター」としての意識を持って執筆に臨むことが意外にも重要なのです。
食えないなら「副業として」Webライターをするのもおすすめ
Webライターとして食えない時期を乗り越えるなら、本業で生活を確保しつつ、副業でWebライターを行うことがおすすめです。
食えない時期を乗り越えるためには「Webライターでの収入がなくても生活できる」ことが重要です。
もし半年~1年収入がなくても大丈夫なほどの貯金があればいいですが、そうでないなら安定収入を得ながらWebライターとしての実績を積むのが良いでしょう。
副業で5万円~10万円を稼げるようになれば、Webライター1本でも食っていけます。
まとめ:食えないWebライターを脱するには「挫折しないこと」
Webライターは挫折しなければ稼げるようになります。
ただ、それまでの「稼げない」という時期にみんな挫折していき「Webライターは食えない」と言われるのです。
Webライターとして食べていくなら、稼げない時期を乗り越える工夫と努力が必要となります。
ぜひこの記事を参考に、食えるWebライターに近づきましょう!