- クラウドワークスのWEBライター検定って受けた方が良い?
- 実際のところ役に立つの?
- WEBライター検定を受けるメリットは?
こんな方に向けて、今回はWEBライター検定について解説していきます。
結論から言うと、WEBライター検定は受ける必要がありません。全く役に立たないわけではありませんが、稼げるようになるためにはもっと大切なことがあります。
この記事を読めば、WEBライター検定を受けるかべきかどうかを判断できるようになり、本当に重要なことに時間とお金を使えるようになると思います。ぜひ参考にしてくださいね。
どうも、Webライターのくすのきです!
私はWEBライター検定がなくてもWebライターで稼ぐことができています。WEBライター検定の勉強で挫折する人や、検定に合格しても活かせていない人が多いと感じ、今回は不要論を紹介しています。
『Webライターのスキルアップするには?センスは必要ありません』
WEBライター検定とは?
WEBライター検定とは、クラウドワークスによるライターの能力を評価する検定のことです。
WEBライター検定は3級~1級の3段階に分かれており、それぞれ受験料や難易度が異なります。
級 | 受験料 | テスト方式 | 問われる能力 |
---|---|---|---|
WEBライター検定3級 | 無料 | マーク式 | Webライターの基礎的な知識 |
WEBライター検定2級 | 税込み10,000円 | 記述式 | 文章作成など実務能力 |
WEBライター検定1級 | 税込み25,000円 | 記述式 | より高度な専門能力 |
WEBライター検定の受講をおすすめしない理由
3級は合格率5%しかない
「まずは3級から」と考えている人も多いかもしれませんが、3級の合格率は5%しかありません。
そのため、WEBライター検定の勉強に費やす時間や、何度も検定を受ける時間や労力がかかってしまいます。
「勉強」よりも「対策」に時間を取られる
WEBライターとしての知識や能力を高めることは大切ですが、そのために「WEBライター検定に合格する」という目標を立てると、「WEBライター検定に受かるための対策」に時間を取られてしまいます。
つまり、当初の目的である「勉強」と、目標である「検定合格」が混同してしまう可能性が高いのです。
「検定に受かった=稼げる」というわけではない
WEBライター検定は受かったからと言って稼げるわけではありません。
一般的な資格などの場合、「資格を取れたらすぐに給料が上がる」「資格手当がもらえる」と、成果がすぐに伴うことが多いです。
ですが、WEBライター検定の場合は、すぐに収入が上がるというわけではありません。
確かに「案件を受けやすくなる」「単価アップが見込める」かもしれませんが、結局本人のライティング力次第なので、「資格を取れば安泰」というわけではないのです。
WEBライター検定がなくても稼げる
WEBライター検定を受ける必要がない理由は、WEBライター検定がなくても稼げるからです。
クライアントがWebライターに依頼する際、「WEBライター検定があるから依頼しよう」となる場合は少なく、本人の実績やポートフォリオから仕事依頼される方が多くあります。
筆者はWEBライター検定を受けたことはありませんが、Webライターとして半年で月収20万円を達成しました。「WEBライター検定がないから苦労した」という経験は全くないので、個人的には不要だと思っています。
WEBライター検定はメリットもある
WEBライター検定には受けるメリットもあります。
Webライターとしての能力が身につく
WEBライター検定はWebライターとしての能力を身に付けることができます。
書籍などでの勉強の方がおすすめですが、「検定」とすることで自分の理解度がわかったり、目標があるのでやりやすかったりといったメリットがあります。
クラウドワークスでの信頼が上がる
WEBライター検定に合格することでマイページに合格実績が記載され、クラウドワークス内での信頼につながります。
検定合格の有無を重視するクライアントは多くはありませんが、何もないよりは信頼度が増すでしょう。
自信になる
WEBライター検定に合格することで「自信がついた」「Webライターを名乗れるようになった」という人を多く見かけます。
Webライターは資格がなくても始められ、資格がなくても稼げる仕事なので「自分の能力はWebライターを名乗れるのだろうか」と不安に思っている人も多いのでしょう。
こんな人にはWEBライター検定がおすすめ
上記のメリットなどを踏まえると、WEBライター検定はこんな人にはおすすめできます。
Webライターとして自信が持てない
自信がない場合はWEBライター検定に合格して自信をつけてみてもいいかもしれません。
検定を通して、自分のスキルや知識に自信を持てるでしょう。
実績がない
まだ実績がなく、ポートフォリオなども作れない場合はWEBライター検定を受けてみてもいいかもしれません。
ただ、Webライターの実績作りは個人的にはブログ作成の方がおすすめです。
Webライターにブログをおすすめする理由や、10分でできるブログ開設方法はこちらの『Webライターは個人ブログをしないともったいない!【10分で開設手順】』で紹介しているので、ぜひ参考にしてくださいね。
クラウドワークスで仕事を受注している
WEBライター検定はクラウドワークスで有効なので、クラウドワークスで仕事を受注していこうと考えている人にはおすすめです。
ただ、Webライターとして食べていくのであれば、いつかどこかでクラウドソーシングサイトから卒業して直接契約を結ぶときが来ます。
そのことを念頭に置いて、クラウドワークスを使っていくか判断しましょう。
クラウドソーシング以外のWebライターの仕事の取り方はこちらの『初心者向け~高単価まで!稼げるWebライターの仕事の取り方を紹介』で紹介しています。クラウドソーシングよりも高単価で優良な案件の取り方を紹介しているので、ぜひ参考にしてくださいね。
「検定」という形の方が勉強がはかどる
これを読んでいる人の中には「検定」という形の方が勉強がはかどる方もいるでしょう。
そういった方にはWEBライター検定がかなり有効です。
「合格」という目標があるので、努力しやすいでしょう。
WEBライター検定よりも大切なこと
WEBライター検定は「信頼になる」というメリットがありますが、信頼されるためにはWEBライター検定よりも有効なことがあります。
ブログを作成する
Webライターとして実績や信頼を作りたいなら、ブログ開設が一番おすすめです。
ブログを開設することで、クライアント側に「こんな記事を書く人なのか」「こんな考え方をする人なのか」「こんな経歴があるのか」と、さまざまな情報を与えることができます。
また、ブログとWebライティングは相乗効果があり、ブログで培った経験はWebライターに活かせ、Webライターで培った経験はブログで活かせます。
人によっては「ブログに向いている人」「Webライターに向いている人」とさまざまなので、まずはどちらも挑戦してみてはいかがでしょうか。
とにかく経験を積む
WEBライター検定よりも、Webライターとしての経験をとにかく積む方が、実績にもなりますし、信頼にもつながります。
「習うより慣れろ」ということわざのとおり、まずはとにかく執筆してみることが大切です。
クライアントとの信頼を築く
Webライターとしては「新規案件を獲得するための信頼」よりも「継続案件を獲得するための信頼」のほうが大切です。
そのため、WEBライター検定で信頼を獲得するよりも、実際にクライアントに記事を納品する中で信頼を重ねる方が、ライターとして仕事が安定します。
具体的には「迅速なやり取り」「納期はしっかりと守る」「記事の質は高く、誤字脱字は少なく」など、当たり前のことをやっていきクライアントとの信頼を積み重ねましょう。
執筆する分野の資格を取る
資格を取るなら、WEBライター検定よりも、執筆する分野の資格を取った方が有効です。
WebライターでWEBライター検定を合格している人は多いですが、Webライターで資格(FPや宅建など)を持っている人は多くなく、有効な資格と言えます。
そのため、文字単価も上がりやすく、仕事も受注しやすくなるのです。
難易度はWEBライター検定と比べ物になりませんが、興味があれば検討してみてもいいかもしれません。
WEBライター検定は不要だけど、Webライティングの勉強は怠らないことが大切
WEBライター検定がなくてもWebライターとして稼ぐことができます。
ですが、「それなら勉強しなくていい」というわけではなく、Webライティングの知識や技術は磨き続ける必要があります。
書籍やスクールなどを駆使して、Webライターとしてレベルアップしていきましょう!
おすすめのWebライター向け書籍はこちらの『【無料で読める】Webライター初心者におすすめのKindle本5選』で紹介しています。ぜひ参考にしてくださいね。
まとめ:WEBライター検定は不要
WEBライター検定がなくても、Webライターとして稼ぐことはできます。
WEBライター検定よりもブログ開設や記事執筆の方が有効ですが、「自信がない」「自分がどのくらいWebライターとし手の能力があるのか知りたい」という方は受けてみてもいいかもしれません!
この記事を参考に、WEBライター検定を受けるか辞めるか、考えてみてくださいね!