- 発注者に送る提案文って何を書けばいいの?
- 全然案件応募が通らない!どうすればいいの?
Webライターは提案文をしっかりと書けば案件の採用率も大きく上がります。
この記事ではライター採用経験もある私が、採用する側として「今の私ならこう書く」「こんな提案文を書くライターは採用したい」というポイントを紹介していきます。
コピペして使えるテンプレートもありますので、採用率が上がる提案文が簡単に作成できます。
案件の通過率を上げたいWebライターさんはぜひ参考にしてくださいね。
Webライターにとって提案文は重要?
Webライターにとって提案文は非常に重要です。
提案文のクオリティで、獲得できる案件の数が大きく変わります。
実際に筆者は提案文を変えたら採用率が約8倍まで上がりました。それまでは深く考えずに応募していましたが、今回紹介するポイントを意識したら案件を獲得するのも楽になりました。
クライアント目線でも、提案文はライターの採用を判断する際に注視するポイントです。
提案文に力を入れるかどうかで、収入は大きく変わると言っても過言ではありません。
Webライターの提案文の書き方
提案文に記載したほうがいい項目は以下の通りです。
これらは最低限記載しておきましょう。1つずつ例文とともに解説していきます!
提案文の書き方①自己紹介
○○様
はじめまして。Webライターの○○と申します。募集内容を読ませていただき、応募いたしました。
まずは簡単な挨拶と自己紹介をしましょう。
提案文の書き方②募集案件の確認
<募集内容の確認>
○○様のライター募集「教育メディアの記事執筆」を拝読しました。
掲載メディア:オウンドメディア
記事のテーマ:次世代のグローバル教育
募集内容に間違いがないよう、案件の内容を確認しておきましょう。
クライアント目線で見ても、募集内容を確認してくれると「ちゃんと募集内容を読んで応募してくれたんだな」と判断できるので助かります。
提案文の書き方③応募した動機
<応募動機>
私は海外での職務経験があります。日々英語でのコミュニケーションをする中で、グローバルに対応できるスキルの重要性を感じました。
また、現在は2児の親として教育に注力しており、グローバル教育の大変さを身をもって実感しております。
そのため、グローバル教育について体験を用いた記事の執筆、読者の悩みに寄り添った記事の執筆が可能です。
私の経験で○○様に貢献できると思い、応募いたしました。
応募動機は、応募する案件に応じて最適な文章を考えましょう。
応募動機のコツとしては「経験を活かせること」「知識が豊富なこと」「読者に共感する記事が書けること」「発注者の利益に貢献できること」などをアピールできると良い提案文になります。
提案文の書き方④経歴・実績
<経歴>
○○年:○○大学卒業、卒業後○○に入社
○○年:海外赴任
○○年:○○を退職
○○年:Webライターの活動を開始
<スキル>
TOEIC:900点
英検:○級
海外赴任:2年
<実績>
Webライティングの実績として、私が執筆した記事のURLを載せております。
参考までに確認いただけると幸いです。
記事タイトル:○○
URL:○○
記事タイトル:○○
URL:○○
記事タイトル:○○
URL:○○
ここでは、経歴や実績、スキルなどを紹介しましょう。発注者に貢献できるスキルをアピールできると良い提案文になります。
提案文の書き方⑤対応可能時間
<執筆可能な記事数>
執筆できる記事数:週に2本程度(3000文字~5000文字)
ここでは、対応できる記事数や対応できる稼働時間を載せましょう。
提案文の書き方⑥案件に対する熱意
迅速な連絡・対応、納期に余裕を持った記事作成を心がけています。
プロのライターとして○○様のお力になれるよう、精一杯頑張ります!ご検討のほどよろしくお願いいたします。
最後に、案件に対する熱意や、誠実な対応とすることをアピールしましょう。
クライアント目線だと、熱意の部分で人柄を確認し、採用を決めることも少なくありません。
【コピペOK】Webライターの提案文テンプレート
コピペして使えるように、改めて上記の例文を1つにまとめておきます。
○○様
はじめまして。Webライターの○○と申します。募集内容を読ませていただき、応募いたしました。
<募集内容の確認>
○○様のライター募集「教育メディアの記事執筆」を拝読しました。
掲載メディア:オウンドメディア
記事のテーマ:次世代のグローバル教育
<応募動機>
私は海外での職務経験があります。日々英語でのコミュニケーションをする中で、グローバルに対応できるスキルの重要性を感じました。
また、現在は2児の親として教育に注力しており、グローバル教育の大変さを身をもって実感しております。
そのため、グローバル教育について体験を用いた記事の執筆、読者の悩みに寄り添った記事の執筆が可能です。
私の経験で○○様に貢献できると思い、応募いたしました。
<経歴>
○○年:○○大学卒業、卒業後○○に入社
○○年:海外赴任
○○年:○○を退職
○○年:Webライターの活動を開始
<スキル>
TOEIC:900点
英検:○級
海外赴任:2年
<実績>
Webライティングの実績として、私が執筆した記事のURLを載せております。
参考までに確認いただけると幸いです。
記事タイトル:○○
URL:○○
記事タイトル:○○
URL:○○
記事タイトル:○○
URL:○○
<執筆可能な記事数>
執筆できる記事数:週に2本程度(3000文字~5000文字)
迅速な連絡・対応、納期に余裕を持った記事作成を心がけています。
プロのライターとして○○様のお力になれるよう、精一杯頑張ります!ご検討のほどよろしくお願いいたします。
ぜひテンプレートとして参考にしてくださいね。
提案文で採用率を上げるための注意点
注意点①募集内容をよく読む
募集内容をよく読んで提案文を作成しましょう。募集内容をよく読むことで、
- 発注者が求めていることがわかる⇒提案文に活かせる
- 採用後の「条件と違う」「募集内容を勘違いしていた」などのミスを防げる
募集内容には「発注者がどんなライターを求めているか」が書かれています。
発注者の需要を把握できれば、発注者に刺さる提案文を書けるでしょう。
注意点②数字や箇条書きでわかりやすくする
提案文は数字や箇条書きでわかりやすく書きましょう。
具体的には「○○分野で20記事の執筆経験あり」「○○に6年の職務経験あり」など、数字を入れるのがコツです。
また、箇条書きを上手に使ったり、カッコで章ごとにまとめたりしながら、シンプルな文章で書くように心がけましょう。
ダラダラとした文章は「読みにくいな」等、悪い印象を与えてしまう可能性があります。
注意点③初心者アピールをしない
提案文では初心者アピールをしないことが大切です。
「初心者アピール」は多くの人がやってしまいがちですが、発注者目線では「初心者なら依頼するのやめておこう」「初心者なら安く書いてくれるでしょ?」と、マイナスなイメージしか持たれません。
初心者であっても、Webライターとして活動するなら「プロ」です。プロとしての自覚や熱意を載せた提案文にしましょう。
【提案文以外も】さらに採用率を上げるには?
提案文以外にも、案件に採用される確率を上げる方法があります。採用率を上げることで、
「営業の時間が減る」
「仕事が確保できる」
「忙しくなるので仕事を選べるようになる」
「より単価の高い案件を選べるので徐々に収入が増えていく」
など、ライターとしてのステップアップにもつながります。
さらに採用率を上げる方法①プロフィールを充実させる
Webライターは提案文だけでなくプロフィールも充実させることで採用率を上げることができます。
クライアントはライターを採用するときに、「どのくらい受注してるのかな?」とプロフィールを訪れます。
そのときに「写真がない」「ニックネームが不真面目」「プロフィールの情報が少ない」などの不備があると、採用に至らない可能性が高いです。
プロフィールをしっかりと書いて、案件に応募時の採用率を上げましょう。
プロフィールの書き方は以下の記事で解説しています。
さらに採用率を上げる方法②実績を積む
実績が多ければ多いほどクライアントも安心するため、実績を積み上げて案件受注率を上げていきましょう。
Webライティングの案件だけでなく、個人ブログでの執筆も実績として利用できます。
実績がない場合や少ない場合は、個人ブログを実績にするのがおすすめです。
個人ブログで「これから案件を取りたいジャンル」で執筆をしていけば、実績としてアピールしやすいですよ!
ブログは実績以外にも、Webライターと相性が良い理由がいくつもあります。下記の記事で詳しく解説しているので、この機会にぜひ個人ブログを開設してみてください。
さらに採用率を上げる方法③案件を取る経路を増やす
クラウドソーシングだけでなく、SNSや求人サイト、フリーランスエージェントなど、案件獲得の経路を増やすのもおすすめです。
クラウドソーシングは「手数料がかかる」「初心者が多い」という点から、敬遠する発注者も少なくありません。
また、ライター視点でもクラウドソーシングは「手数料がかかる」「単価が低い傾向がある」というデメリットがあります
そのため、実績が積めたらクラウドソーシング以外からの案件獲得を目指しましょう。
Webライターの仕事の取り方について、詳しくは下記の記事で詳しく解説しているので、ぜひ参考にしてください。
【まとめ】採用率を高めるにはWebライターの提案文が大切
提案文は実績やスキルだけでなく、熱意や誠実さも大切です。
未経験だからと言って自信なさげに提案文を書くのではなく、熱意や誠実さを持って応募していきましょう!