- クラウドソーシングのプロフィールは何を書けばいいの?
- 全然案件を受注できない!
Webライターはプロフィールをしっかりと書くだけで案件の受注率が大きく上がります。
この記事ではライター採用経験もある私が、採用する側として「今の私ならこう書く」「こんなことが書いてあるライターは採用したい」というポイントを紹介していきます。
コピペして使えるテンプレートもありますので、受注率が上がるプロフィールが簡単に作成できます。
案件の受注率を上げたいWebライターさんはぜひ参考にしてくださいね。
Webライターがプロフィールをしっかり書くべき理由
Webライターがプロフィールをしっかりと書くことで、案件に応募したときの採用率が上がり、スカウトされる数も増えます。
クライアント目線に立てばわかりやすいですが、仕事を依頼するときに「どんな人か」「どんな記事を書くのか」「どのくらい稼働できるのか」がわからないと、依頼するのは躊躇してしまいます。
Webライターを採用するとき、クライアントは「良い記事を書けるライター」よりも「まともなライター」を選びます。
「連絡がきちんと取れる」「守秘義務を守れる」「こちらの意図を汲みとれる」などを求めています。
そして、まともかどうかを判断する材料がプロフィールなのです。
Webライターのプロフィールの書き方
プロフィールに記載したほうがいい項目は以下の通りです。
無理にすべてを網羅する必要はありませんが、プロフィールは充実させればさせるほどクライアントからの信頼は高まります。
プロフィールの書き方①挨拶・自己紹介
プロフィールをご覧いただきありがとうございます。○○と申します。会社員として日中は不動産営業をしながら、副業でWebライターとして活動しています。
まずは、簡単な挨拶と自己紹介をしましょう。副業の場合は本業も書いておくのがおすすめです。
Webライター専業の場合は「Webライターの○○と申します。」だけでOKです。
プロフィールの書き方②経歴・職歴
<経歴>
2020年3月○○大学卒業
2020年4月△△に入社
2021年6月Webライターとして活動開始
2022年1月個人ブログの運営を開始
2022年9月△△を退職、個人事業主になる
経歴は簡潔に箇条書きで書きます。些細なことでも、ライティングに活かせることがあるかもしれないので、経歴はできるだけ詳細に書きましょう。
プロフィールの書き方③対応できる業務
<対応できる業務>
- データ入力
- 記事作成(これまでに40記事ほど書いています)
- インタビュー(5回インタビュー経験があります)
こちらも、仕事につながるので対応できることはできるだけ書きましょう。
「どのくらい経験があるのか」も書くことで、クライアントは安心して業務を任せられます。
プロフィールの書き方④得意ジャンル・実績
<得意ジャンル>
①不動産系記事
不動産業界での職務経験を活かして、1次情報を盛り込んだ記事が書けます。
②美容系記事
薬機法を遵守した記事の執筆ができます。
③金融系記事
FP2級の資格を保有しており、個人ブログで20記事ほど執筆経験があります。
④旅行系記事
旅行が趣味で、旅行系メディアで15記事ほど執筆経験があります。
⑤転職系記事
転職系メディアで検索順位1位を5記事獲得しています。
得意分野は「得意な理由」と「記事執筆の実績」も一緒にアピールすることで説得力が増します。
執筆経験があるジャンルや、資格を持っているジャンル、職務経験のあるジャンルは積極的にアピールしていきましょう。
プロフィールの書き方⑤単価目安
<単価目安>
現在、以下の値段で業務を受けております。
- 記事の作成:1円/文字(税込・手数料別)
- インタビュー記事の作成:2万円/記事(税込・手数料別)
単価の目安は記入しておくと、クライアントが予算を管理しやすくなります。
ちなみに、「希望単価○○円」と書くよりも「現在、平均単価○○円で仕事しています」と書くほうが印象が良いです。
「希望」と言われると「根拠は?」「ぼったくりじゃない?」とクライアントは不審に思いますが、「今このくらいで受けています」と言われると納得して依頼できます。
プロフィールの書き方⑥稼働時間
<週の稼働時間>
- 平日:1日2時間程度
- 土日:1日5時間程度
1週間で20時間ほど稼働できます。
稼働時間があると、クライアント側も依頼しやすくなります。
プロフィールの書き方⑦仕事に対する熱意
迅速な連絡・対応、納期に余裕を持った記事作成を心がけています。
記事作成においては「クライアントの利益を上げること」「読者の悩みを解決するユーザーファーストの記事を書くこと」の2つを心がけております。
プロのライターとしてお力になれるよう、頑張ります!ぜひ一度お問い合わせください。
最後に、業務に対する熱意や大切にしていることを伝えましょう。
熱意の部分は人柄が出るので、注目しているクライアントも少なくありません。
【テンプレート】コピペで使えるWebライターのプロフィール
コピペして使えるように、改めて上記の例文を1つにまとめておきます。
プロフィールをご覧いただきありがとうございます。○○と申します。会社員として日中は不動産営業をしながら、副業でWebライターとして活動しています。
<経歴>
- 2020年3月○○大学卒業
- 2020年4月△△に入社
- 2021年6月Webライターとして活動開始
- 2022年1月個人ブログの運営を開始
- 2022年9月△△を退職、個人事業主になる
<対応できる業務>
- データ入力
- 記事作成(これまでに40記事ほど書いています)
- インタビュー(5回インタビュー経験があります)
<週の稼働時間>
- 平日:1日2時間程度
- 土日:1日5時間程度
1週間で20時間ほど稼働できます。
<得意ジャンル>
①不動産系記事
不動産業界での職務経験を活かして、1次情報を盛り込んだ記事が書けます。
②美容系記事
薬機法を遵守した記事の執筆ができます。
③金融系記事
FP2級の資格を保有しており、個人ブログで20記事ほど執筆経験があります。
④旅行系記事
旅行が趣味で、旅行系メディアで15記事ほど執筆経験があります。
⑤転職系記事
転職系メディアで検索順位1位を5記事獲得しています。
<単価目安>
現在、以下の値段で業務を受けております。
- 記事の作成:1円/文字(税込・手数料別)
- インタビュー記事の作成:2万円/記事(税込・手数料別)
迅速な連絡・対応、納期に余裕を持った記事作成を心がけています。
記事作成においては「クライアントの利益を上げること」「読者の悩みを解決するユーザーファーストの記事を書くこと」の2つを心がけております。
プロのライターとしてお力になれるよう、頑張ります!ぜひ一度お問い合わせください。
ぜひテンプレートとして使ってください。
Webライターのプロフィールを書く際の注意点
プロフィールの注意点①情報は具体的に、文章はシンプルに
プロフィールの情報はできるだけ具体的に、文章はシンプルに書きましょう。
具体的に書くには「20記事の執筆経験あり」「6年の職務経験あり」など、数字を入れるのがコツです。
ただ、具体的な情報を入れようとし過ぎてダラダラと書いてしまうのはNGです。
ダラダラとした文章は「読みにくいな」等、悪い印象を与えてしまう可能性があります。
箇条書きを上手に使ったり、カッコで章ごとにまとめたりしながら、シンプルな文章で書くように心がけましょう。
プロフィールの注意点②名前や写真にも気を遣う
名前や写真は発注者視点では意外と重要です。
名前がニックネームだと「ちゃんと仕事してくれるのかな」と疑問を感じますし、写真が設定されていないと「この人に任せて大丈夫かな」と不安になります。
名前は、「本名」か「本名風のペンネーム」がおすすめです。
写真は、できれば本人の顔写真が望ましいです。正面が難しい場合は横顔や後ろ姿でも問題ありませんが、綺麗な写真を使用しましょう。
また、どうしても写真が難しい場合は、イラストなどでも問題ありません。ココナラでプロフィールに使えるイラストを描いてもらうのがおすすめです。
プロフィールの注意点③「初心者ですが…」と言わない
プロフィールでは初心者アピールをしないことが大切です。
「初心者アピール」は多くの人がやってしまいがちですが、発注者目線では「初心者なら依頼するのやめておこう」「初心者なら安く書いてくれるでしょ?」と、マイナスなイメージしか持たれません。
初心者であっても、Webライターとして活動するなら「プロ」です。プロとしての自覚や熱意を載せたプロフィールにしましょう。
【プロフィールが書けた!】さらに案件受注率を上げるには?
案件受注率が上げるメリットは「営業の時間が減る」「仕事が確保できる」といったものだけではありません。
「忙しくなるので仕事を選べるようになる」「より単価の高い案件を選べるので徐々に収入が増えていく」など、ライターとしてのステップアップにもつながります。
さらに案件受注率を上げる方法①実績を積む
実績が多ければ多いほどクライアントも安心するため、実績を積み上げて案件受注率を上げていきましょう。
Webライティングの案件だけでなく、個人ブログでの執筆も実績として利用できます。
実績がない場合や少ない場合は、個人ブログを実績にするのがおすすめです。
個人ブログで「これから案件を取りたいジャンル」で執筆をしていけば、実績としてアピールしやすいですよ!
ブログは実績以外にも、Webライターと相性が良い理由がいくつもあります。下記の記事で詳しく解説しているので、この機会にぜひ個人ブログを開設してみてください。
さらに案件受注率を上げる方法②ポートフォリオを作る
実績が増えてきたらポートフォリオでさらに詳細な実績をアピールするのがおすすめです。
ポートフォリオとは、「これまでのライター実績をまとめたもの」で、先ほど紹介したプロフィールの「さらに詳しいバージョン」のようなものです。
プロフィール文には文字数の制限がある場合が多いので、実績が増えれば、すべての実績をアピールできなくなることがあります。
そんなときは個人ブログやnoteにポートフォリオを作成しましょう。
ポートフォリオを作成すれば、クラウドソーシングだけでなく、次に紹介するSNSなどからの案件獲得にも使えるので、実績が増えてきたら作成を検討するのがおすすめです。
さらに案件受注率を上げる方法③案件獲得の経路を増やす
クラウドソーシングだけでなく、SNSや求人サイト、フリーランスエージェントなど、案件獲得の経路を増やすのもおすすめです。
クラウドソーシングは「手数料がかかる」「初心者が多い」という点から、敬遠する発注者も少なくありません。
また、ライター視点でもクラウドソーシングは「手数料がかかる」「単価が低い傾向がある」というデメリットがあります
そのため、実績が積めたらクラウドソーシング以外からの案件獲得を目指しましょう。
Webライターの仕事の取り方について、詳しくは下記の記事で詳しく解説しているので、ぜひ参考にしてください。
【まとめ】Webライターはプロフィールで受注率が上がる
Webライターの仕事を獲得するにあたって、プロフィール文は非常に重要です。
ぜひこの記事を参考にして、受注率が上がるプロフィール文を作成してください。